事例1
ウィスコンシン州にあるキッコーマンの工場では、地元の地方自治体の処理能力をこえる汚水を廃棄し、自治体から追徴金を取られていました。
ABCのAccell®を投入してから、自治体からの追徴金は一回も科せられることなく、それまで年何回か実施せざるを得なかった汚水槽の汲み取りも必要なくなり、一回百万円近くしていた費用の節約になったのです。
一方、常に問題視されていた嫌な臭いからも解放され、その効果を目の当たりにしたキッコーマンは、ABCの製品がその製造過程で発酵を伴うことなどから自分のところでの製造を申し出て、以来キッコーマンウィスコンシン州で製造されていました。
事例2
ミネソタ州にある大きな麹(麦芽)製造会社は、工場からの汚水を処理してミネソタ川に排水していました。
それ以外の処理できないような汚水および汚泥は、地域の下水処理場に処理を任せていました。しかし大量な汚水、汚泥が処理能力を上回り、コストが膨大になってきたのです。
そこでABCのAccell®を使用したところ排出される汚泥を30%以上削減、エアレーションに費やされるコストも大幅に削減されました。さらに、ミネソタ川に排出される水質も大幅に改善されたことから、自治体からの廃棄物処理に対する評価も上がり、満足を得るものになったのです。
また、ABCの溶剤Accell®は米国において、多くの地方自治体の汚水処理施設に使われており、汚水の最終処理段階でAccell®が添加され、きれいになった水はいかなる河川にも直接流すことができます。
事例3
米国の大都市のひとつシカゴの運輸局が、ABCのAccell®をグリーンな多目的液体クリーナー及び消臭濃縮剤として採用することを決定しました。バス、電車及び構内施設の清掃用に供給を受けることになりました。
運輸局では、広報でグリーンな清掃剤への移行をアピールするキャンペーンを行っています。
事例4
2010年メキシコ湾で発生した原油流出事故に際し、汚染された砂地等の除染を世界中から募集しました。
応募があった8万件の中から最終の6件に残り、現在も汚染された海岸の砂の処理に使われています。
またそれを目の当たりにした、石油会社からの要請で、それ以来、海上油田設備の油除染に使われています。
事例5
そのほか、カリフォルニアにある大手フルーツ加工会社、油脂、血液タンパク質が大量に廃棄される豚肉加工会社、チーズ工場など、多くの工場で油脂を含む排水、汚泥の処理に広く使われています。
事例6
南カリフォルニアのある市では、Accell®を家庭用の古い浄化槽に投与することによって、数か月毎にに実施しなければならなかった汲み取り費用(1000ガロン当たり150ドル)の必要がなくなり、コストの大幅削に寄与しました。